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【禁聞】頻繁に伝わる「江沢民死亡」 厳罰を望む各界

2014年09月10日

【禁聞】頻繁に伝わる「江沢民死亡」 厳罰を望む各界

 

【新唐人2014年9月10日】最近、中国のネット上では再び江沢民死亡のニュースが伝わり、議論が沸き起こっています。中国の民間では、江沢民はカエルの生まれ変わりだと言われているため、「カエル」が敏感キーワードになったと同時に、ミニブログ(微博)の検索第一位となりました。一方、江沢民の厳罰を望む声も絶えません。

 

「東京新聞」8月30日の報道によると、江沢民は膀胱ガンが悪化し、8月初旬に緊急入院したそうです。周永康の捜査が発表されて間もない時期でもあり、外界は江沢民への打撃が大きかったのではと推測します。9月6日、中国のミニブログ(微博)では江沢民が膀胱ガンで死亡したと伝えられ、瞬く間に広がりました。Facebookにも香港「信報」の公式アカウントが「江沢民病死」と伝えましたが、当日夜「信報」は、情報はデマであり、アカウントが盗用されたと声明を発表しました。

 

中国では、江沢民を隠喩する言葉として使われてきた「カエル」が再び敏感なキーワードになり、ミニブログ(微博)では検索キーワード1位となりました。

 

検閲で削除されたミニブログ(微博)の多くも、風刺的な内容がほとんどです。こんな書き込みもありました。「江沢民が本当に死んだかどうかは重要ではない。誰しもが彼の死を望んでいる。これこそが最も重要なのだ。ここまできたら、生きる方が死ぬより怖いだろう」

 

江沢民死亡のニュースは度々伝いだされています。2011年7月6日、香港アジアテレビが最初に江沢民の死亡を伝えると、他のメディアも次々報道しました。中国のネットでは関連報道が禁止されましたが、情報を知った一部のネットユーザーが爆竹をならして祝いました。

 

ネット作家 荆楚さん

「独裁国の指導者の死亡は昔は党と国の『重大な損失』だと言われましたが、今は庶民の笑い種です。江のせいで国全体で汚職腐敗が蔓延し、人々は欺き合っています。この国にはもう倫理道徳がありません。江沢民が死んだら爆竹を鳴らして、祝う準備をしている人もいます」

 

一方、大紀元が入手した情報によると、中央紀律巡視チームが7月30日から上海に進駐し、上海閥の徹底調査を始めたため、怯えた江沢民が病気を理由に緊急入院したそうです。

 

アメリカ在住の歴史学者、劉因全さんは、江沢民の腹心で、軍のナンバー2だった徐才厚(じょさいこう)が失脚し、元軍委員会副主席、郭伯雄(かくはくゆう)も取り調べを受けているため、江沢民は怯えているはずだと述べます。

 

在米歴史学者 劉因全さん

「江沢民はきっと震え上がったでしょう。徐と郭が粛清されると、軍中の腹心がいなくなります。江は多くの悪事を働いたので、習近平が自ら処理しなくても、怯えて自ら死んでしまうかも知れません」

 

一方、公に、江沢民の厳罰を求める人も少なくありません。

 

9月2日、雲南省昭通(しょうつう)市紀律委員会の元幹部で今年85歳の趙正栄(ちょうせいえい)さんは、習近平国家主席宛に公開書簡を送り、江沢民の腐敗治国を厳罰するよう求めています。

 

雲南省昭通市紀律委員会元幹部 趙正栄さん

「引退したら普通の党員なのに、江は胡錦濤と温家宝に干渉しました。中南海、軍委員会に執務室まで設置し、全てを指図しました。特に最近は習近平の反腐敗運動にも干渉しようとしています。江は最も悪く、最も腹黒な人です」

 

雲南省邵陽(しょうよう)市の歴史学者、呂加平(ろかへい)さんの息子、於浩宸(う こうしん)さんは、当局に父親の無罪を訴え、釈放を求めています。同時に、江沢民の歴史問題を研究している学者が、間もなく関連資料を公表すると明かしました。呂加平さんはかつて江沢民のスキャンダルを暴露する文章を執筆したことで10年判決を下されました。

 

息子の於さんは、父親の無罪を訴える過程で一部の太子党と接触したことがあるが、皆呂さんの事に注目していると話しました。台湾の評論家、林保華(りん ほか)さんも文章の中で、高官の子女たちの間でも江沢民を投げ出して習近平を支持することに対して、みな共通認識に至っていると述べました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/09/a1136747.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/李)

 

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